【11/30更新】神奈川区横浜市戸塚区でサイディングの外壁からの雨漏りの修繕工事

2022.11.30

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市戸塚区でサイディングの外壁からの雨漏りの修繕工事です。

11/16のブログで雨漏りをシーリング処理で直した建物です。
今回は分かりやすいように続けての紹介ですが、実際の施工は今から1年程前です。

【お問合せ】

施工後は台風でも雨漏りは発生せず安心していたのですが、横殴りの雨風が強い時に
「侵入している雨水は以前よりかなり少なくなったが若干の雨漏りが発生した。」
と連絡がありました。
場所は前回と同じシャッターボックスの室内側です。

シャッターボックスからの雨漏り

前回の施工は
シャッターボックス上部の外壁の雨仕舞い処理に問題がないことが前提の修理工事でした。
建築業者ならいい加減な仕事はしないだろうと思っていましたが、そうではなかったようです。

このように外壁の開口部分からの雨漏りは、上部の壁を処理して雨水の侵入を防いでも、開口部分の雨仕舞いの施工が悪ければ完全に防ぐことは難しいです。
前回のブログでも書きましたが、本来なら完成した外壁の外側か内側に設置するはずのシャッターボックスがスペース上の問題からか切断した開口部分の外壁の真下に取り付けてあります。
その為、上部の外壁を伝った雨水を全て受けてしまう造りになってしまっています。
かなり慎重に雨仕舞いを施工しなければ、雨漏りの発生は防げません。
スペースなどの問題がなければ避けたい施工方法です。

前回のブログの写真のようにシャッターボックスとその上の照明看板との隙間が少なく微妙な寸法で、奥の状態が確認出来ないかつ施工も難しい。
かと言って雨水の侵入する可能性はあると言う状況です。

もちろんどんな事態でも1回で、確実に雨漏りを止めることは大切ですが、お客様の金銭的な負担も加味しなければなりません。
その場合最小限の工事として、まずは確実に雨漏りの原因となっている箇所を施工して様子を見ていただくケースもあります。

ほとんどの場合は、この最小限の工事で雨漏りは止まります。
今回のお客様には前回の工事を行う前に
「最小限の施工で雨漏りが再発する場合は看板の取り外しが必要になる。」
と事前にお伝えていましたので、看板を外して裏側のシャッターボックスとの雨仕舞いを確認します。

お客様に看板を取り付けた業者に連絡をとってもらい、脱着を依頼していただきました。
看板を取り外し、見えにくかった裏側の確認をします。
本来であれば丁寧にやらなくてはならない雨仕舞いの処理は何も施工していませんでした…。

雨仕舞いの処理がなにもされていない

サイディングの外壁とシャッターボックスの取り合い部分に、水切部材などの取付はなく、シーリングなどの処理もしていませんでした。
シャッターボックスの上に残っているシーリングは、前回の工事で看板とシャッターボックスの狭い隙間から出来るだけの処理をしようと当社で施工したものです。

外壁を切断してシャッターボックスを取り付けるのに、雨仕舞いの処理をしなければ当然雨漏りは起きます。
なぜ処理を行わなかったかは分かりませんが、自社の利益しか考えない業者がたくさんいることも事実です。

【対策工事】
対策工事としては、本来ならシャッターボックスに接している外壁の鋼板サイディングの裏側に立ち上げた水切部材を差し込むのが良いのですが
今の状況では不可能なので前回の工事と同様にサイディングの目地とシャッターボックスの取り合い部分などのシーリング処理で対応します。

マスキングテープで養生をして、
 

プライマーを塗って、シーリング材を充填します。
ヘラで慣らしてテープを剥がし完成です。
  

裏側になる外壁とシャッターボックスのシーリング処理が終わったら、看板を取り付け、その廻りもシーリング処理します。
 
これで完璧です。

雨漏りも完治して、お客様から内装の修繕も依頼していただきました。
雨漏りの被害を受けたクロスを剥がして、下地のボードの状態を確認して、必要な部分は剥がして、貼り替えます。

 

新規にボードを貼り、パテ埋めします。




パテの乾燥後、同じ品番のクロスを貼って完成です。



雨漏りが止まり、内装も元通りに治りました。
お客様もこれでなんの心配もなく過ごして頂けます。

【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。



お電話:0120-965-696/090-3525-1001
お問い合わせフォーム

 







【11/16更新】神奈川県横浜市戸塚区でサイディングの外壁からの雨漏りの修繕工事

2022.11.16

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市戸塚区でサイディングの外壁からの雨漏りの修繕工事です。

【お問合せ】
「自宅の隣で店舗として貸している二階建ての建物の一階の天井に近い壁から雨漏りしている。」
との連絡をいただき、現調伺いました。



【現地調査】
一階の店舗は数年前に入ったと言うことでしたが、建物自体はかなり築年数が経っています。
外壁は鋼板のサイディングで、店舗に入ってすぐの天井に近い壁から雨漏りをしています。



二階の店舗には雨漏りが発生していなかったので、屋根の可能性は少なく、実際に上がって確認しても問題はないようでした。

鋼サイディングの外壁は現在主流の窯業系のサイディングとは違い、サイディングの表面のコンマ何ミリかが鋼板で残りは断熱材です。
そのため窓廻りや建物の角、ジョイントなどは、シーリング処理では無く専用の部材を使用します。

部材は専用品を使用するので、隙間などはないように見えます。
また本体の重ねも窯業系のサイディングのように防水のブチルゴムを押し付ける様に重ねるのではなく、雄雌の折り返しを差し込む仕様です。

この建物の鋼板サイディングは縦貼りでしたので、窓廻りの上向の雨水を受ける様な部材の使用もなく、
本体の重ね部分の水のキレも良いと思いますが、一階の店舗のシャッターボックスが既存の鋼板サイディングの壁の開口を受ける様な形で設置してあるのが気になります。

本来ならシャッターボックスは、外巻きでも内巻きでも取付箇所は、先に開口を作り、外壁などを仕上げて、雨仕舞いなどが終わった状態で取付けます。
この店舗の様にシャッターボックスが内巻きなのに開口部の外壁の内側ではなく外側からも見えるように取付けてあるのは非常に珍しいです。
シャッターボックスが開口部の上からの壁の雨水を受けるように真ん中ぐらいに設置してあります。
雨漏りをしている天井に近い壁も中に出ているシャッターボックスを囲っている箇所からです。
余程キチンとシャッターボックスの上部と接している外壁の開口部分の処理をしていないと、雨水は店舗内にも侵入していしまいます。

シャッターボックスの上部には殆ど隙間なく店舗の看板が取り付けてある状態で確認することは出来ませんが、店舗を作った業者も建築業者のはずです。
シャッターボックスに干渉する真上の壁の開口の雨仕舞いを無処理のままで、取付をするとは考え難く、仮に処理をしても構造上シャッターボックスの幅の上部の外壁に掛かった雨水が多い時に流れ落ちてくる雨水を処理し切れずに、
店舗に雨水が廻ってしまうことは分かっているはずです。

風が強く、雨量も多い時などは、鋼板サイディングの目地の裏側にまで雨水が浸透し、下に流れて行きますので、かなり量の雨水がシャッターボックスの上に流れます。
その部分の雨仕舞い処理が不十分だと、内部に雨水が廻る可能性は充分にあります。

【対策工事】
シャッターボックス上部の鋼板サイディングの目地をシーリング処理する対処方法を提案しました。
シャッターボックスと上部の照明看板の隙間から確認する限りは処理をしていない様にも見えますが、建築業者ならそんなに無謀でいい加減な仕事はしないだろうと言う前提です。

まずは作業足場を設置して、サイディングの目地、窓廻りの部材の周辺などの全てをマスキングします。

  

マスキングをしたら、プライマーを塗り、シーリング材を充填します。

  

サイディングの目地も窓廻りも雨水の出口になる部分を除いて全てシーリング処理しました。
勿論、シャッターボックス上部の照明看板の周囲もです。

  



サイディングの目地も窓廻りも雨水の出口になる部分を除いて全てシーリング処理しました。
勿論、シャッターボックス上部の照明看板の周囲もです。



これで、シャッターボックス上部の外壁の雨仕舞い処理に問題が無ければ、雨漏りは止まるはずです。
建物の所有者のお客様には、雨風の強い日などに気を付けて様子を確認していただくことにしました。

【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。



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【11/9更新】神奈川県横浜市磯子区でスレート瓦屋根の棟からの雨漏りの修繕工事

2022.11.09

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市磯子区でスレート瓦屋根の棟からの雨漏りの修繕工事です。

【お問合せ】
「2階の押し入れの天井のベニヤが湿っていてたわんでいる。」
とお問い合わせがあり、現調に伺いました。

【現地調査】
2階の押し入れの天井を確認すると確かに湿気でたわんでいます。
全体的に湿っているので、雨漏りが発生してからある程度時間が経っているようです。

雨漏りで湿った押入れの天井 雨漏りで湿った押入れの天井

屋根に上がって状態を確認します。
屋根は、こんな状態でした。



棟の下地の木桟が腐食し、留めている釘の効きが悪くなり、風の強い時に飛んでしまったようです。

スレート瓦の場合表面が平らに近いので、棟などの部材の裏側やその木下地などが重なっている箇所から雨水を吸い上げる場合があります。
この建物のように比較的勾配の少ない屋根の場合は尚更です。
勾配の傾斜によっては雨水の流れが遅いので、風向きなどの影響で雨水が流されて尚更入り易くなります。
そのことが雨漏りに直結することは少ないですが、長年繰り返すうちに下地の木桟が腐食します。そして木桟を留めている釘の穴からの雨漏りや風の強い日などに棟の部材が飛んでしまうなどの影響が出やすくなります。

今回は屋根の勾配の影響や屋根の経年数を考え、ファイバーグラスの屋根材への葺き替えをお勧めなのですが、
お客様のご要望で棟の取替えと塗装で対応することになりました。

スレート瓦にある程度の経年劣化は見受けられますが、まだ雨漏りの原因になるほどの状態ではなく、棟の下地の木桟を取り替えれば雨漏りは止まります。


【対策工事】
まずは基礎の棟と下地の木桟を撤去します。
  

棟と下地の木桟の隙間に入っていた埃などをきれいに清掃をし、防腐処理済みの木桟をビス留めします。
年数の経っているスレート瓦なので取り付けの際には、瓦本体に下穴を開けて割ったりすることのないように気を付けます。

  

ガルバリウム鋼板の棟部材を現場の屋根に合わせて切断加工をして取り付けます。

ガルバリウム鋼板の棟部材を付けた屋根 ガルバリウム鋼板の棟部材を付けた屋根 ガルバリウム鋼板の棟部材を付けた屋根

棟の施工が終わり、屋根全体を水洗浄します。
その後プライマーで下地処理をして、シリコン樹脂塗料で2回塗りをして仕上げます。
これで向こう10年以上雨漏りの心配はなくなりました。

雨漏りの心配のない屋根 雨漏りの心配のない屋根 雨漏りの心配のない屋根

【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。



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無理な勧誘などはしておりませんので、どうぞ安心してご相談ください。 










【11/2更新】神奈川県横浜市南区でスレート瓦屋根からの雨漏りの修繕工事

2022.11.02

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市南区でスレート瓦屋根からの雨漏りの修繕工事です。

【お問合せ】
横浜市南区で一階のスレート瓦屋根からの雨漏りです。
「風のある雨の日に一階のトイレの天井から雨漏りが発生する。」
と連絡をいただき、現調に伺いました。

【現地調査】
屋根は数年前に知り合いの紹介の業者さんに葺き替えをしてもらったとの事でした。
葺き替えをした屋根 葺き替えをした屋根
確かにかなり年数は経っている状態ですが屋根材自体は、まだ問題がないようでした。
屋根の施工方法の問題の場合も考えられるので、散水調査をする事にしました。
屋根材に問題がなくても、その下の防水シートや壁際の水切部材の施工に問題がある場合があるからです。
一階のトイレの天井に点検口を新設して、屋根に散水します。
やはり屋根本体は問題がなかったのですが、壁際の水切部材に散水すると屋根裏に浸水してしまいました。
新設した点検口

散水テストで水漏れが確認できる屋根裏

壁際部材の形状の選定や取付方法が悪いようでした。
棟の部材は最後に取り付けるので、その箇所だけの修繕が出来る場合が多いのですが、
軒先や壁際の部材の場合は、屋根材を施工する前に防水シートの状態で取り付けてあり、その上に屋根材を施工するので、取り替えには屋根材を撤去する必要があります。

数年前に葺き替えたとの事でしたが、そろそろメンテナンスの時期も近くなっていたので、葺き替え工事を施工する事になりました。
屋根のスレート瓦を撤去すると、下の防水シートには経年劣化が見受けられます。
軒先から貼り上げたシートの壁際の出隅の部分の処理が悪くそこから雨水が侵入していました。





【対策工事】
今回はメンテナンスの時期も近付いていたので、屋根全体の葺き替え工事になります。

古い防水シートを剥がし、新しく改質アスファルト系の防水シートを敷きます。問題の壁際の部分は、防水テープを貼り処理します。
前回の壁際の処理は、前々回工事を施工した業者が立ち上がりの付いた部材を使用して、その部材を取り付ける際に既存のモルタル壁を痛めてしまっているので、今回もその傷を隠す為に同じ工法を選択しました。

本来なら既存がスレート瓦でモルタル壁の場合、壁際の部材などは立ち上がりを付けずに、本体のみで壁際のシーリング処理で仕上げた方が違和感なく仕上がると思います。
防水シートの施工後、軒先や壁際の部材を取り付けて、屋根材を施工します。
この屋根も勾配が少ないので、ファイバーグラスの屋根材を選択しました。

屋根材の施工後、袖や棟の壁際の部材の上部をシーリング処理して、その上の壁を防水性の高いシリコン樹脂塗料で塗ります。
このような壁際部材の施工の際に立ち上がり部分にコーキングを塗って壁に取り付ける場合もありますが、
当社では壁際の立ち上がりの上部に折り返しを加工して、コーキングの付き代を確保するようにしています。

コーキングの付き代

今回の建物は築年数も経っており、外壁のモルタルも当初のアクリル樹脂のままでした。
そのため雨が吹き付けた場合、壁に浸透し新しく取り付けた壁際の部材の内側に雨水が侵入してしまう可能性があるので、
部材上部の壁を心配のない範囲まで塗装します。
壁全体を塗装できればベストですが、予算に限りがある場合はこの様な施工をします。
新しい屋根材も養生をして、シーラーと微弾性フィラーで下地処理をします。




近似色のシリコン樹脂塗料で仕上げて工事終了です。



【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。



お電話:0120-965-696/090-3525-1001
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無理な勧誘などはしておりませんので、どうぞ安心してご相談ください。 

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