【10/19更新】神奈川県横浜市戸塚区でスレート瓦屋根の天窓からの雨漏りの修繕工事

2022.10.19

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市戸塚区でスレート瓦屋根の天窓からの雨漏りの修繕工事です。

【お問合せ】
以前に天窓の雨漏りの修理工事をしたお客様から
「また天窓から雨水が滲み出てくる。」
との連絡をいただき、現調に伺いました。

【現地調査】
かなりの量の雨水が浸水しているようです。
天窓サッシと木枠の間から滲み出ています。
 天窓から雨漏り
梯子を、架けて外側から確認します。
 
前回の雨漏りの修繕工事では、サッシと木枠の間からではなく、クロスを貼った壁に雨染みがありました。
そのため屋根の天窓サッシとスレート瓦の取り合い部分にガルバリウム鋼板の水切部材を取り付けました。
 

今も現状に問題はなくキチンと機能しています。

問題は天窓サッシとガラスのシーリングです。
前回の施工時にもシーリング処理をしましたが、かなり劣化していました。
お客様に確認をしたところ、
「前回の工事から10年以上経っているから、シーリングの劣化かな?と思っていた。」
との解答をいただきました。

やはり屋根などの陽当たりや風当たりの良い箇所のシーリングは10年程度でのメンテナンスが必要です。
ガルバリウム鋼板の水切部材などは、一度取り付ければ、半永久的に問題ないのですが、シーリングは劣化してしまいます。
その問題をお客様が理解していましたので良かったです。

【対策工事】
今回は天窓サッシ廻りのシーリング処理の再施工と水切部材とスレート瓦の取り合い部分の点検などをする事になりました。
写真の様に屋根の勾配は、垂直に近いくらいの急勾配で、隣の家が近く、梯子を設置するスペースも限られるので、作業足場を架ける事にしました。


まずは施工範囲の清掃をして、養生テープでマスキングをします。
前回の施工から10年以上経過しているので、念の為に水切部材とスレート瓦の取り合い部分にも水切部材の機能を損ねない範囲でシーリング処理をすることにしました。
マスキングしたら、プライマーを塗って下地処理をして、シーリングを施工します。
 

ガラス廻りも念入りにシーリング処理をします。

シーリング材を充填して、ヘラでならしたらマスキングを剥がし完了です。
  
 
これで、雨漏りの心配はなくなりました。

【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。



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【10/12更新】神奈川県横浜市南区で雨漏りによる桟葺屋根の葺き替え工事

2022.10.12

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市南区で雨漏りによる桟葺屋根の葺き替え工事です。

【現地調査】
押し入れの天袋の点検口から屋根裏を見ると何箇所か雨漏りによる染みがありました。
特に軒先が悪いようで全体的に雨染みがあります。
雨染みのある天井

続いて屋根に上がって確認します。
 

かなり築年数の経っている家屋ですが、桟葺屋根の鋼板自体は目立った錆などもなく塗装もまだ何とか大丈夫な状態です。

しかし問題は勾配です。

建物の造りから勾配を取ることが難しかった様で
勾配自体は1寸から1.5寸程です。
この様な勾配の少ない屋根には、殆どの場合、桟葺屋根が使用されています。

確かに瓦屋根でもスレート瓦屋根でも最少の勾配は3.5寸勾配なので、勾配の少ない屋根には重ねの少ない桟葺屋根が良いと思います。
桟と桟との間のドブと呼ばれる鋼板の帯が継ぎ目なく棟から軒へ向かい、桟は高さが3センチ程ありドブの両端が折り返しで立ち上がっています。
棟から軒先まで雨水が流れて行く過程で、雨漏りを起こす要素がありません。

ただ今回の桟葺は軒先の処理に問題があります。
現在の施工法では軒先に予め取り付ける部材も軒先から10センチくらいまでを覆う様な形状なっているので問題ありませんが、
軒先に使用する部材が小さく、屋根の下地の軒先部分をカバー出来ていませんでした。

そのため軒先のドブの折り返しや桟の先端部分の処理などの鋼板の重ね部分に浸透した雨水が軒先の木下地にまで到達してしまっていました。
この建物のように勾配が極端に少ない屋根の場合、築年数が経ってくると雨漏りが発注する場合があります。
そして雨漏りが起こらなくても軒先の木下地の腐食は避けられませんでした。

【対策工事】
まずは既存の棟や瓦棒と呼ばれる桟を取外します。
ドブと呼ばれる鋼板の帯は、軒先と妻側を任意の寸法で切断して後は残します。
やはり軒先の木下地はかなり腐食していました。
腐食した木下地 腐食した木下地
腐食した軒先の広小舞(ひろごまい)と言う名称の木桟を取外し、屋根垂木を補強します。
広小舞 広小舞 広小舞

他の垂木や野地板などは問題なかったので、これで補修工事は完了です。
残してある鋼板の立ち上がり部分を平らに折り返します。


その上に構造用合板を貼ります。
 

垂木と野地板の補強の効果があります。
既存の屋根が桟葺でドブの鋼板を残してあるので、垂木の位置が分かり易くしっかりビス留めする事が出来ます。
構造用合板の上に防水シートを貼ります。
 

改質ルーフィングと呼ばれる、ゴム系の様な素材のルーフィングです。
防水性や対破断性が強くこの様な勾配の少ない屋根の改修工事にはお勧めです。
シートを貼り終えたら、軒先や妻側のガルバリウム鋼板部材を取り付けて、ファイバーグラスの屋根材を施工します。

 
 

全体や各所の納まりはこのような感じです。
妻側が斜めだったり棟側のパラペットなどちょっと複雑な形状でしたが、屋根工事にはきちんとしたノウハウを持っているので最善の仕上がりになったと思います。

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