【12/28更新】神奈川県横浜市神奈川区で3階のベランダからの雨漏りの修繕工事

2022.12.28

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市神奈川区で3階のベランダからの雨漏りの修繕工事です。

【お問合せ】
今回は同業者からの連絡で、
「2階のキッチンの天井に雨漏りが発生してしまいました。雨漏りの発生場所の上は3階のベランダになります。
建物袖壁の笠木にシーリングを施してみたり、床面の防水の立ち上がりと壁のモルタルの境目に水切部材を取り付けたりとさまざま対策工事を施工しましたが、
先日の雨でまた同じ箇所で雨漏りが発生してしまった。」
とのことでした。

もちろん電話では分からないので、現地調査へ急行しました。

【現地調査】
現場を確認すると写真では分かりづらいのですが、
2階のキッチンの吊り戸棚の近辺の上部からの雨漏りのようでした。

キッチン吊り戸棚上部からの雨漏り キッチン吊り戸棚上部からの雨漏り

既に同業者の方が吊り戸棚の天井を開口してありました。
しかし上階の床裏と天井の空間が狭く、断熱用の発泡ウレタンを吹いてあって、しっかりとは確認出来ない状態でした。

真上の3階のベランダを確認すると、位置的には3階の外壁と屋根とベランダの袖壁の接合部分でした。
その部分の笠木のシーリング処理や防水層の確認、防水層と外壁の接合部分の処理などは既に同業者の方がで施工していたので問題はありませんでした。

ただベランダ側の外壁に関しては未処理で対策工事はしていませんでした。

以下の写真のように北側斜線の都合からか鋼板屋根と破風にベランダの袖壁が干渉しているので、
雨仕舞いの観点から言えばあまり良い収まりとは言えず、かなり丁寧に処理をしないと屋根や破風を伝った雨水を笠木や袖壁が受けてそこから雨水が侵入してしまう可能性があります。

そこで当社としては、鋼板屋根の水切部材と破風の接合部分、破風と外壁の接合部分、袖壁の接合部分をシーリング処理をして、更にその部分の塗装工事の施工を提案しました。

【対策工事】
まずはシーリング処理からです。
マスキングテープで養生をして、プライマーを塗ります。

養生をしプライマーを塗る

シーリング材を充填して、ヘラで成形します。

 


成形後、テープを剥がして完成です。





シーリング材の乾燥養生後、塗装をしない床面や笠木や窓などを養生してから塗装工事を始めます。
まずはシーラーを塗り、その上に施工する塗膜の吸込みや剥離を防ぎます。
その後微弾性フィラーで下地のモルタル壁のクラックなどに対応します。





微弾性フィラーがしっかりと乾燥したら、既存の外壁の色に合わせたシリコン樹脂塗料で仕上げます。
まずは1回目。

 


塗り分けですが、破風も下塗りは同じ塗料で施工します。
乾燥したら、2回目を施工します。

 


最後に破風を仕上げて完成です。



この後の雨で雨漏りは発生しませんでした。

同業者の方からは「さすがです。」と言っていただきましたが、
こちらが現調で訪問した時には笠木や防水部分などの確認や対策をきちんと施工してあったおかげで対策工事の方法を絞ることが出来たから雨漏りをすぐに直すことができました。

【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。


お電話:0120-965-696/090-3525-1001
お問い合わせフォーム


【12/14更新】神奈川県横浜市港南区でコンビニの店舗の鋼板屋根からの雨漏りの修繕工事

2022.12.14

こんにちは!
横浜市や藤沢市で雨漏り修理や屋根工事を請け負う雨漏りバスターズの村上です。

今回の工事は横浜市港南区でコンビニの店舗の鋼板屋根からの雨漏りの修繕工事です。

【お問合せ】
今回はコンビニのオーナー様でも建物の所有者様でもなく、改装工事を担当している建築業者様からのお問合せでした。
天井を解体する時に屋根の折板の継ぎ目に取り付けてあった天井の野地の吊ボルトを無理矢理取ってしまった。それにより折板が歪んでしまい、隙間から雨漏りが発生してしまった。
内装工事を進めつつ、いろいろ対策工事を施工してみたけれども、やはり雨が降ると雨水が落ちてきて困っている。」
というご相談でした。

【現地調査】
早速現調に行ってみるとこんな状況でした。
室内は改修工事が進み、屋根の裏側が確認出来ない状態でした。


 

屋根折半の山の重ね部分に挟み込んでいた天井の吊ボルト用のプレートを
無理矢理引き抜こうと力任せに引っ張ったり捻ったりしたようで
屋根折板の山の重ね部分の折り返しが剥がれて浮き上がってしまっています。

比較的厚みのある鋼板かつ折り返しの二重三重の部分をこんなにしてしまうとは…。
どんな釣りボルトのプレートが付いていたのか分かりませんが、
そのような建物でも屋根の施工が終わってから内装工事が始まります。
後施工で外す事は出来るはずなのですが、どうしてこのような処置をしたのか驚きです。

応急処置も曲がって隙間の空いた部分に発泡ウレタンをスプレーし、
ブチルテープを貼って塗装までしていました。
曲がってしまった部分だけの処置なので、上から流れてくる雨水の対処は出来ていません。

ここまで変形させてしまうと現場での復旧は不可能です。
基本的には、折板の貼り替えが必要になります。

依頼主である改装工事を担当している建築業者様から
「コンビニ店舗の開店日も近く、突発的なことなので、出来るだけ早く費用の掛からない方法でお願いします。」
と要望を受け、ガルバリウム鋼板で山型部分のカバーを加工して取り付ける工法を選択しました。

実はシーリング処理も考えましたが、屋根の長さが8.5mと長く、11列もあります。
屋根折板の山の重ねに雨水が入った場合は、シーリング処理では対処出来ないので確実なカバー工法を選択しました。

【対策工事】
まずはして、板金加工工場に作製を依頼します。
出来上がった鋼板カバーを現地で取り付けます。現地の屋根折板で型取りをしたので、問題なくきれいに被せる事が可能です。
現地で型取りをした鋼板カバー

取り付けは、シーリングと側面からのビス留めを併用します。

部材の重ね部分にもシーリングを充填してから施工します。
 
補修をしていた発泡ウレタンやブチルテープも撤去して被せます。
 

鋼板屋根の場合は、折り返し接合部の中に雨水が入りそのまま軒先まで流れる場合が有るので流れの中に1箇所でも変形した箇所が有ればその列は、棟から軒先までカバーします。
これでどんなに強く雨が降っても、屋根折板の山の変形した箇所に雨水が当たる事も流れる事も無く、雨漏りの心配は有りません。
色も新しく塗った色に近い色のガルバリウム鋼板を使用したので、違和感も無く、屋根折板の折り重ね部分を山型でカバーしているので、型が滑らかになった印象で、全ての山をカバーしたいくらいです。

  


【雨漏りや屋根のことでお困りの方】
雨漏りバスターズは横浜市や藤沢市を中心に35年雨漏り修理や屋根工事を請け負っています。
大工出身の私たちだからこそできる技術でその場しのぎではない、”2度と雨漏りしない屋根”に直します。
ぜひ一度当社へご相談ください。まずはお電話でお話を聞き、現地調査→原因と対策工事をご案内→お見積りご提示をし、ご納得いただいてからの工事になります。



お電話:0120-965-696/090-3525-1001
お問い合わせフォーム



お問い合わせ

横浜で雨漏り修理・屋根工事を行う
雨漏りバスターズは、おうちの
リフォームまで幅広く対応!

代表携帯番号 TEL:090-3525-1001

お気軽にお電話ください!

045-820-3080