神奈川県横浜市港南区で、鋼板屋根からの雨漏りの修理と葺き替え工事

2021.04.30

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修理の葺き替え工事です。
二階の屋根の葺き替えが終わり一階の屋根の葺き替え工事に移行します。
一階の屋根も下の写真のように、二階の屋根と同じ、鋼板の横葺屋根です。
 

写真の上の方の屋根と壁の接合部分を見てもらうと確認出来るのですが、一般的な屋根工事業者がよく施工する方法で、屋根工事の際に既存瓦屋根を撤去した後の壁の跡を雨押し役物で被せて隠します。この工法は、簡単で楽なのですが、壁の穴を鋼板一枚で塞ぐだけなので、断熱効果は全く有りません。防音効果もです。
また、既存壁と、鋼板部材との接合部分のシーリングも付け代が少ないので、後々の雨漏りも心配です。
そして以前に、この屋根を施工した業者は、既存の瓦屋根の壁際部材を残してその下に新規の鋼板部材を打ち付けただけでした。
酷い業者が居るものです。既存の部材も鋼板なので、切断するのが面倒くさかったのでしょうか?いくらお客様からは確認し辛い屋根の上とは言え、ちょっと酷過ぎます。
なかなか良い業者かそうでは無い業者かを事前に見極める事は難しいですが、気を付けたい事です。
先ずは、既存の屋根材を撤去します。
 
屋根材を撤去してみると、何故か防水シートも一般のものよりも厚みの薄いものが貼ってありました。
壁際からは、雨水が侵入した痕跡が見受けられました。

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修繕、葺き替え工事

2021.04.23

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修繕、葺き替え工事です。
下地補正の耐水合板の施工後、防水シートを貼ります。
 

使用するのは、改質系のアスファルトシートで一般のアスファルトシートよりも防水性能が高く、表面の処理もしてあるので、傷がつきにくく破断性能も高いので、工事中も防水シートの状態を悪くすることも無く安心です。
防水シートの施工後、ガルバリウム鋼板の軒先や袖の部材を取付て、ファイバーグラスの屋根材を葺き上げます。
 

本来なら必要は無いのですが、今回は、お客様の要望で雪止めも設置しました。
本体の施工後、防腐処理済の木桟でガルバリウム鋼板の棟を取付て完成です。


二階の屋根が完成したので、一階の屋根の施工に移ります。

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修理の葺き替え工事

2021.04.16

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修理の葺き替え工事です。
先ずは、安全対策の作業足場を設置して既存の鋼板屋根材を撤去します。



屋根材を剥がしてみるとやはりかなりの雨漏りが有ったようで、下の防水シートは劣化して野地板の腐食も発生していました。
やはり勾配の少ない屋根では、鋼板屋根材では無理があり、この様に屋根の表面は問題無く見えても中に雨水が入り、屋根の下地を悪くする事が有ります。
これは非常に危険な状態で、台風などの強風で屋根が下地ごと飛んでしまう可能性もあります。
鋼板屋根の場合は、屋根材自体は長持ちするので逆に屋根の下地や建物の躯体に深刻な影響を及ぼす場合があるので要注意です。
この家の様に、破風や軒天に染みや腐食などか見受けられる場合は、屋根の点検をお薦めします。
勿論、腐食部分は切断撤去して野地板を取り替えます。
腐食部分の補修後、全体に下地の補正用の耐水合板を上貼りします。

    

この耐水合板を貼る事で、屋根の補修跡や既存の釘穴や段差などを矯正して、ファイバーグラスの屋根材の仕上がりを良くします。

 

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修理工事

2021.04.09

神奈川県横浜市港南区で鋼板屋根からの雨漏りの修理工事です。
お客様から、二階の屋根の破風に染みが出来ているとの連絡をいただき、現調に伺いました。



確かに雨染みが出来ています。



塗装の一部が中からの水分で浮き上がってしまっています。
屋根に上がって確認してみると、ガルバリウム鋼板の横葺屋根が施工してあり、お客様に確認すると以前のスレート瓦がら10年くらい前に葺き替えをして、施工業者からは長持ちする屋根材だから当分は心配無いと言われたとの事でした。
確かに色はかなり褪せていますが特に問題は無い様に見えます。

 

しかし、良く見てみると何箇所か屋根材の重ね部分から水が流れた跡が残っていました。
 

どちらとも、上の段には跡が無いので、屋根材の中から雨水が滲み出てきた跡です。
染みよりも上の何処からか雨水が入ってしまっているようです。
棟の廻りも確認しましたが問題は無いようなので屋根材本体から雨水が侵入していると思われます。
原因としては、屋根の外観から見て施工不良とは思えないので、やはり屋根の勾配が少ない屋根形状なので、雨量が多かったり、風が強い雨の時に、屋根の重ね部分から雨水が侵入してしまうようです。
鋼板の屋根材は、重ね部分の折り返しをお互いに噛み合わせて雨水が中に入らない様な形状になっています。
この為に、重ね部分の鋼板が何層にもなっているので、勾配が少ない屋根の場合、逆に雨水を吸い上げてしまい、屋根材の中に浸水してしまう場合があります。
以上の事をお客様に説明して、屋根材の葺き替えを提案しました。
勿論、ファイバーグラスの屋根材です。

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