2020.12.26
神奈川県横浜市緑区で鋼板サイディングからの雨漏りの修理工事です。
風と雨の強い日に一階の窓枠から雨水が落ちてくるとの問い合わせをいただき、現調に伺いました。
外壁には鋼板サイディングが施工してあり、状況を確認すると施工業者に「現状雨漏れが無ければこのまま直にサイディングを施工しても問題無い。」と言われ、既存のモルタル壁の上にそのまま鋼板サイディングを貼ったとの事でした。
鋼板サイディングの施工では割と良く見かけますが、この施工方法は非常に危険です。
鋼板サイディングは窯業系のサイディングとは違い、窓廻りやコーナー、本体の接続などの端部の処理をシーリングでは無く部材を被せる事によって処理します。
部材の中にはサイディング本体を差し込んでありますが、ただ差し込んであるだけなので下向きの部材では比較的問題無いのですが、上向きや横向きの部材では雨の降り方によっては、雨水を受け部材の中にかなりの量の雨水が侵入する場合が有ります。
この為に、躯体にはきちんとした防水シートの施工が必要ですし、出来れば木桟などで既存の外壁とのクリアランスを取る様にした方が後々の心配も有りません。
いくら現状では雨漏れが無くてもお客様は経年劣化を感じて改修工事をする訳ですから、その外壁を当てにするのは間違いだと思います。
まして木桟が無く、モルタル壁に直に釘留めする訳ですから場所によってはモルタルにクラックが入り、また雨漏れの原因になります。
施工業者の選定は金額のみにとらわれず、下地処理や施工方法まで確認をしてから決めた方が安心です。
今回は、雨漏れが発生している窓の上部の壁の端部処理部材の隙間を全てシーリング処理をする事で対処しました。
施工に関しては外壁の一部分だけなので作業足場を架けずに梯子足場で対応しました。
本来なら、作業足場を設置した方が安全で作業も楽なのですが、今回の作業では足場の金額の方がシーリングの施工金額よりも高額になってしまうのでお客様の事も考え梯子足場で施工する事にしました。
端部処理部材の廻りを養生テープでマスキングをして、プライマーを塗りシーリング処理をします。
この様に、端部部材の全ての隙間をシーリング処理して、雨漏れは発生しなくなりました。
2020.12.19
神奈川県横浜市青葉区でスレート瓦屋根からの雨漏りです。
長年の雨水の浸水で防水シートが劣化し機能しなくなってしまったので雨漏りが発生しています。雨漏り部分の上部の屋根下地は腐食が発生していました。
このまま放っておくとやがては、屋根の崩落や台風などの時に屋根が飛んでしまう被害が起きる可能性が有ります。大変、危険です。
腐食部分の垂木と野地板を取り替えます。
屋根下地の劣化を考慮して屋根全体に構造用合板を上貼りします。
構造用合板を上貼りする事で弱った野地板と垂木を補強します。
屋根材はファイバーグラスを選択していますので、構造用合板を上貼りしてもスレート瓦を撤去した重量よりも軽くなるので屋根の強度も増し建物への負担も少なくなります。
これで安心です。
2020.12.12
神奈川県横浜市青葉区でスレート瓦屋根からの雨漏りです。
一見すると屋根全体的に経年劣化は有りますがそれほど問題が有る様には見えませんが、実際には下の天井に何箇所かの雨漏りが発生しています。
スレート瓦を剥がすと下の防水シートはこのような状態です
屋根の勾配がスレート瓦に必要な3寸5分では無く、2寸しか無いので雨が強く降った時などに少しずつ浸水してしまい、長年の間に防水シートが劣化してしまい機能しなくなっています。
スレート瓦の場合は重ね部分の雨水の浸透が有るのでメーカー指定の3寸5分以上の勾配が無い場合は、重ね部分から雨水が浸透して中の釘穴や縦の突きつけ部分などから防水シートの上に浸水してしまい、防水シートの劣化の原因になります。雨水はちょっとした隙間でも入りますが中に入った雨水はその隙間では、なかなか蒸発しません。防水シートもベランダなどの防水もそうですが、水に濡れてもある程度の時間で乾燥すれば良いのですが、その表面にいつまで水分が有ると劣化が早まる場合が有ります。
この屋根の様に勾配の少ないスレート瓦屋根の場合は、屋根の下地に雨水が浸水している場合が多いので要注意です。
2020.12.05
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