2020.11.07
神奈川県横浜市保土ヶ谷区で洋風瓦屋根からの雨漏りの修理です。
安全対策の足場を設置して屋根工事の開始です。
この様に瓦自体は洋風の素焼の本瓦なので、品質的には半永久的に問題が無いので綺麗な状態です。
この状況で葺き替えを躊躇したり、再利用を考えるお客様もいますが、一度でも雨漏りを発生すれば必ず再発しますし、前項で書いた通り雨の度に雨水は侵入していますから、屋根下地の腐食も進行します。また、瓦の様な重量物を上に乗せたままでは、建物への負担も心配です。地震などを考えるとやはり降ろしてしまうのが最善の選択では無いかと思います。
瓦を剥がしてみるとやはりかなり以前から雨漏りをしていた様で下の防水シートはパリパリに劣化して新聞紙みたいです。所々に亀裂も有り殆ど機能していませんでした。瓦屋根の場合は大雨の時になどに重ね部分からある程度の浸水はしてしまうので、防水シートの役割は重要です。この防水シートの状況では建物内に雨水が入り、天井や壁に雨染みが発生しても不思議は有りません。